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国际日本学部

山脇ゼミが第9回なかの多文化共生フォーラムを开きました

2021年12月21日
明治大学 国际日本学部

第1部のプレゼンの报告第1部のプレゼンの报告

第1部のラップ惭痴の报告第1部のラップ惭痴の报告

第2部のパネル讨论第2部のパネル讨论

酒井区长とゼミ生の集合写真酒井区长とゼミ生の集合写真

国际日本学部山脇ゼミは、12月8日に今年で9回目となる「なかの多文化共生フォーラム」を開催しました。昨年と同じく「多様性のあるやさしいまちをめざして」というテーマのもと、オンラインでの開催となりました。酒井直人中野区長、第2部パネリストの岩澤直美様、岡崎広樹様他、なかの生涯学习大学受講生や明治大学付属高校生、自治体関係者など、中野区内外から多くの方にご参加いただき、ゼミ生もあわせると昨年を超える総勢約100名となりました。

フォーラムのプログラム

第1部では、例年同様にゼミ生が2021年度の活动报告を行いました。中野区长と外国人住民の恳谈会、やさしい日本语ラップ、小学校中学年から高校生まで多様な世代に合わせた多文化共生ワークショップ、中野区职员向けのやさしい日本语ワークショップ、やさしい日本语アプリ、多文化共生教育プラットフォームの企画担当者がそれぞれプレゼンを行いました。また、第1部最后には本年度の东京都主催「ダイバーシティ?プレゼンコンテスト」で优胜したプレゼンが再现されました。国籍や世代に関係なく、交流?协働できるスペース「ちえるあるこ」の提案でした。

第2部では、「身近な暗黙のルールから考える多文化共生」というテーマで、トークセッション&补尘辫;パネルディスカッションを行いました。トークセッションでは、参加者の皆様にブレイクアウトルームに分かれて、それぞれのコミュニケーション不足によって起こった身近なトラブルのエピソードを共有していただきました。ごみの捨て方や夜间の騒音など日常生活に関するトラブルから、先辈あるいは后辈がすると决めつけていることが多いなど、学生ならではの経験も共有されました。

後半ではそれを踏まえ、芝園団地自治会事務局長の岡崎広樹さんと株式会社Culmony CEOの岩澤直美さんをパネリストにお招きし、山脇教授がモデレーターを務め、パネルディスカッションを行いました。お二人のこれまでの地域や学校などでの取り組みからこれからの多文化共生社会におけるコミュニケーションの取り方まで、30分ほどお話しいただきました。岡崎さんからは「コミュニケーションの取り方は日本人と外国人の間に限らず、日本人同士も希薄になっている」、「日常の中から多文化共生の種を拾って意識して過ごしてほしい」と、岩澤さんからは「異文化理解において、主語を小さくしながら情報を共有していくことが大切」や「自分の当たり前に気づくためにも異文化接触は重要」などとお話していただきました。

最後に講評をいただいたアクラス日本語教育研究所の嶋田和子代表からは、「第2部のデザインが良かった。やはり生の声は力があるので、参加者の皆様にはこれからもいろんな人と接してほしい。当たり前のことに気づくことが、多文化共生においては大切であることが共有できてよかった」とコメントを頂きました。(嶋田氏による報告記事はこちらで読めます。「多様性のあるやさしいまちを目指して」 ~第9回 なかの多文化共生フォーラム」に参加して~ | アクラス日本語教育研究所 )

酒井区长からは「ゼミ生の活动が今年も进化している。中野は120か国くらいの人が住んでいるが、それぞれの実际の生活は见えてこない。しかし、见えてこないからそのままでいいわけではない。第2部のパネルディスカッションで芝园団地の话や、そのほか具体的な取り组みを闻き、どうやって行政でも多文化共生を进めていこうかと考えた。接触すること、コミュニケーションをとることがまず课题。これからも山脇ゼミの力を借りたい。」とコメントをいただき、闭会となりました。

终了后のアンケートでは、回答者42名全员が満足し、「ゼミ生それぞれの个性や创意工夫が光り、すばらしかった」、「学生が生き生きしているのがとてもよかった。地域や学校教育に入り込んで、多文化共生を広めている活动に私も参加したくなった!」、「子供から大人まで幅広い年齢の方とのワークショップを通して多文化共生について交流できることが良い」、「様々な立场の方とのトークセッションは刺激的で楽しかった」、「时间が短いと感じるほど有意义なフォーラムだった。山脇ゼミの存在が、プラットフォームであり、活动エンジンであると思うので、中野区さんがうらやましい」、「パネル讨论の人选が素晴らしかった。冈崎さん、岩泽さんのお二人から多くの気づきをいただいた」、「2时间のオンライン?セミナーで时间が足りないと感じることはめったにない。前半の报告はテンポよくコンパクトにまとまっていたし、后半のゲストトークもとてもためになって楽しかった。今までのフォーラムで一番良かったのではないか」といったコメントをいただきました。

以下、フォーラム担当の学生の感想です

第2部のイベントでは、年齢、性别、国籍、职业や所属がバラバラな参加者がひとつのチームとなって、実体験をもとにしたディスカッションを行ったことで、これまでちゃんと考えていなかった”人との向き合い方”を、色々な视点から改めて考え直す良い机会になりました。その后のパネルディスカッションでは、ゲストのお二人がコミュニケーションの大切さと难しさを実际のエピソードを交えて话してくださり、とても纳得感がありました。また、自分では言语化できなかった想いを的确に解説してくださいました。参加者からの质问や感想でチャット栏も盛り上がり、楽しく兴味深く聴くことができました。(高野真咲)

第1部では、この1年间のゼミ活动の振り返りを行いましたが、新しいことに挑戦したり、これまでのことを継続させたイベントなど、多様な活动を盛んに行ってきた一年だったと思い返す时间になりました。また、3,4年合同で取り组むプロジェクトも多かったことで、縦のつながりが深まったことはもちろん、活动の幅が広がったとも感じました。第2部では、幅広い世代、所属の方にご参加いただけ、トークセッションでは当事者として考え、多様な意见の人と一绪に话す机会になり、その后のパネルディスカッションをより”自分事”として考えることができる构成になったのではと感じました。参加后のアンケートでも、「自らの当たり前を见直すことが大切だと感じた」「カテゴライズするのではなく个人に视点を置くことを学んだ」などのコメントを顶き、多文化共生に大切な视点を発见する有意义な时间になったのではないかと思います。(塚田百音)

第2部のイベントでは、共生をテーマに互いにバックグラウンドの异なる方と话すことで、过去のコミュニケーション不足から起きた体験を共有することができ、どうすればその问题を解决できるかについてディスカッションすることができました。パネルディスカッションでは、有识者のお二人からお话を伺い、自分自身も非常に勉强になりました。来年度も、このような企画を开催できるようがんばりたいと思います。(日高悠希)

第2部のゲストによるパネルディスカッション及びグループディスカッションでは、それぞれの参加者が「コミュニケーション不足によるトラブル」の话をしてくださいました。様々なバックグラウンドをもつ参加者やパネリストの方の実体験を闻き、国籍问わず、自分と相手の考えを会话を通して、伝え合うことの大切さを再认识しました。(锄柄唯)

第2部のイベントでは2名のパネリストから、贵重な実体験のお话や多文化共生への考え方などを闻くことができ、私自身にとっても大きな学びになりました。今回学んだ知识や考え方を今后の私たちのゼミ活动にも活かしていきたいと思います。(田中柚希)

(国际日本学部4年 木村彩裕)