『島唄』などの代表曲で知られるミュージシャンの宫沢和史さん(明治大学経営学部卒)が「国際日本学実践科目B」の授業にゲスト講師として参加し、音楽を通して自身の経験を語りながら後輩たちに今後の人生へのアドバイスを送りました。
この讲义は、日本の音楽、とりわけ、ポップ?ミュージックの世界伝播について考察していくもので、宫沢さんは2023年11月21日と2024年1月9日の2回、ゲスト讲师として授业に参加し、およそ30人の履修者が出席しました。宫沢さんの作り出す音楽には、ジャマイカやイギリスのほか、ブラジルや冲縄などさまざまな国や地域の要素が採り入れられているのが特徴の1つです。1回目の授业では、20代までの宫沢さんが、世界中の音楽を取り入れていく过程の苦悩などを语り、それをどのように克服していったのかを伝えながら后辈たちに壁にぶつかった际のアドバイスを送っていました。
2回目の授业では、30代以降の宫沢さんの思索の轨跡について「歌词」に焦点を当てて讲义が行われたほか、欧州や中南米で4年に渡り公演を重ねたワールドツアーのエピソードも语られました。讲义の最后には宫沢さんの代表作『岛唄』が叁线の弾き语りで披露され、学生たちはこれまでの讲义で得た知识をふまえながら耳を倾けていました。
2回に渡る授业を通して语られた明治大学の先辈である宫沢さんの「行动」「言叶」「歌声」は、履修者の心に响くかけがえのない时间になりました。
<宫沢和史さんの授业后のコメント>
学生たちの授业の感想文を読み、挙手による质问を闻いていると、他人の话から积极的に情报を得て、自分の人生に活かそうとする意欲を强く感じました。学生时代の自分よりもずっとしっかりしている后辈たちがとても頼もしく、この倾きかけた社会の未来をその意欲で辉かしいものにして欲しいと强く愿いました。そのための手助けになるのならば、これからも自分の経験を彼らに伝えていこうと思います。”未来”というものはお膳の上に并べられて、谁かが目の前に用意してくれるものではありません。自分たちの手で掴み取るものだと思います。
(授业担当教员:原田悦志 兼任讲师)