国际日本学部は6月30日、駐日ウクライナ大使と駐日ロシア連邦大使を招いたオンライン講演会を開催しました。これは、小林明准教授が担当する「国際日本学実践科目A」の授業の一環として企画されたもので、中野キャンパスの教室に集まった約200人とZoom参加者約470人を合わせた約670人が受講しました。
同科目の受讲生12人と小林准教授は、ウクライナ情势について両国の大使から直接话を闻き、多角的かつ中立的に考える机会とすることを目的に、両国大使馆に交渉を行い、今回の讲演会が実现しました。両国の大使は安全上の理由から时间を分けて窜辞辞尘によるオンライン讲演の形で登坛し、さらに窜辞辞尘の鲍搁尝もそれぞれ别のものが用意されました。
讲演会は1コマ100分という授业时间内で2部构成とし、第1部はセルギー?コルスンスキー驻日ウクライナ特命全権大使が英语で、第2部はミハイル?ガルージン驻日ロシア连邦大使が日本语で、各40分间の讲演を行いました。どちらも一方的な主张にならないよう、内容は、①2月24日の侵攻について、②现在に至るまでの経纬、③问题の解决に向けて、④大学生に伝えたいことの4点に绞って行われました。
小林准教授は、今回の讲演会について、「両国大使から直接情报を得ることで、メディアの情报だけにとらわれず、学生が自らの考えを持つきっかけにしてもらえれば」とコメントしました。
「国际日本学実践科目」は、日本人の视点だけでなく、外からの视点で日本文化や社会をより深く理解することを目的として、日本で一定年数以上生活している外国人を讲师として招聘し、讲演会を开催しています。テーマ设定、讲师交渉、会场準备、事前学习などすべて学生が主导して実施しています。
(中野教务事务室)