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国际日本学部

岸ゼミ:足立区の狈笔翱と连携した子どもの游び场づくりの実践

2022年10月03日
明治大学 国际日本学部

写真1:岸ゼミ3-4年生、卒业生、岸研究室の企画実践チーム写真1:岸ゼミ3-4年生、卒业生、岸研究室の企画実践チーム

写真2:4歳の子が作った独创的な写真2:4歳の子が作った独创的な"动物"

写真3:体ほぐしのアクティビティ写真3:体ほぐしのアクティビティ

国际日本学部 岸ゼミでは、共生のための場のデザインについての実践と研究を行っています。その取り組みの一つが、足立区の子どもの遊び支援です。ゼミ生らは、定期的に足立区のNPOアフォールと連携し、子どもの遊び支援を行ってきました。遊びは、協働的で、対話的で、創造的で、創造的で、発達的な活動です。2022年度の夏休みに取り組んだ、岸ゼミの学生たち(卒業生および岸研究室の院生含む8名)主催の子どもたちの学習?発達を促す場づくりの実践について、3名からの報告です。

?山下汐莉(国际日本学部 4年 岸ゼミ)
当日は未就学児から小学生の60名ほどの児童が参加してくれ、「みんなの好きを作ろう!见つけよう!」をテーマに、纸粘土で自分の「好き」をつめこんだ动物を作るアクティビティを行いました。今年2月からアフォールでボランティア活动をする中で、スタッフの方と「学校教育が子どもたちに与える影响」について考える机会がありました。特に「间违えることに恐怖心があること」「同调圧力に负けて皆と同じものを选んでしまうこと」この2点に问题意识をもったことから、「やりたいことを见つけ出して自分で创造する」场を作りたいと、このワークを考えだしました。

最もこだわって検讨を重ねた点がリフレクションです。本イベントのゴールである「自分の考えや好きを表现することで、自分らしさを自覚し、自信をもつこと」を念头に、自分と向き合って自由に自分を出すことを、作品づくりだけでなく「言语化して振り返る」ところまでやりたいと考えました。「子どもたちが自分の作品について一言でも话すことができるにはどんな场のデザインが必要なのか?」この点を何度も议论し、作品のポイントや好きなところについて话しやすくなると考えて、完成した作品に名前をつける工程をいれました。また、発表という形にすると抵抗を感じる子どももいるため、多人数を相手にした场で発言させたり、质问攻めのような形式になったりしないよう、スタッフと子どもの1対1で、作品に関するフラットな会话にしたりすることを心掛けました。结果、ほとんどの子どもたちから作品を通してそれぞれの「好き」を闻くことができました。また、イベントの全体クロージングの际、「自分の作品をみんなに绍介してくれる子いるかな?」と寻ねると、午前の部?午后の部ともに5人以上が手をあげてくれ、それに続くように新たに数人が话してくれました。みんなの前で自分の作品を话してみようと自ら动く姿势や、その子の话をみんながしっかり闻こうとする姿势に、このイベントの目指していた姿があったように思いました。
この経験から得た问题意识を基に、子どもたちが现状から少し成长できるような场をデザインし、目指していたゴールを达成できたことが、大きな自信になりました。


?戸澤月(国际日本学部 4年 岸ゼミ)
子どもたちは独創的です。それが、私が子どもたちと関わる中でいつも思っていることです。特に印象的だったのが、ある未就学児の4歳の子どもたちが紙粘土でとても独創的な "動物" を作っていたことでした。たとえば、ある子は、大人の想像を超えた色と形の動物を作っていました。大人の私たちは、それを動物として見れなかったのですが、その子は、その動物に「パンケーキの動物」と名付けて、新たな生物を生み出していました。また、別の子は目玉やビーズを惜しみもなく貼り付け 岡本太郎も顔負けの動物(写真2)を創りあげていました。

この企画で、私たちは子どもたちに「架空の动物でもなんでもいい自由なテーマ」を掲げていました。ところが、私たちが见本で作った纸粘土で作った动物は、既存の动物です。自由といいながらも、自分自身が既存の知识(枠组み)に囚われて作品をつくっていたことに気づきました。4歳の子たちが生み出す様々な动物を目の当たりにして、「知らない」ということは可能性だと感じました。知らないからこそ、ルールや固定観念に捉われず、何者にもなれるし、何でも作り出せる。「知らない」からこそ生み出される可能性や豊かさに気付かされました。


?浅岡鈴乃(国际日本学部 3年 岸ゼミ)
纸粘土で动物づくり。何を作ってもいい。「正解やお手本に缚られない」「それぞれの好きなものを互いに受け入れる」ことを大切にして活动を行いました。子どもたちは、紫色のゾウ、赤と青のイモムシ、オシャレ好きなウサギなど、子どもたちの思いもよらない自由な発想で表现していました。私たちは、子どもたちに常识を押し付けないように、彼らの创造性/想像力を阻害しないように、言叶选びを慎重にし、そして大切にしました。

子どもたちの発想には惊かされます。私なら、すでに动物の特徴やイメージがあるため、その知识に囚われて「正しく」表现してしまいがちです。ところが、子どもたちは自分の「好き」を大切にし、表现していました。子どもたちの自由な表现とそれを受け入れあう姿势(谁もそれがおかしいとは言わない)の大切さに、改めて気づくことができました。

纸粘土で动物づくり以外にも、体ほぐしのアクティビティ(写真3)をしました。その一つが、子どもたちとのダンスです。正しく踊るダンスではなく、谁もが自由に自己表现できる场づくりをしました。たとえば、「なんでも好きなポーズ」のダンスでは、子どもたちが「こんなのでもいいの?」と自由な表现をしてみせてくれました。私は、「もちろん!」と声を掛け、子ども一人ひとりが自分の好きなものをさらけ出せるよう心がけました。そうしているうちに、私も自分の振る舞い方が少しずつ変化してきました。たとえば、お手本を见せる时のこと。いつもなら私は自分がお手本を见せるなら正しく见せようとしてしまうのですが、私自身の「正しく见せなければならない」という思い込みに缚られずに自由に表现するようにしました。そうしているうちに、子どもたちも、それぞれのやりたいことを、やりたいように表现し、それぞれを认め合えるようになってきました。そんな、场をデザインできて嬉しいです。
私はゼミで学习环境デザインについて学んでいます。理论として学んだことを、実际の场で経験できただけではなく、それ以上のことを学ぶことができました。ここでの教训を次にいかしつつ、さらに発展させて学习环境デザイナーとして成长していきたいです。


関连记事
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