本日は「ガクの情コミ学际研究ラボ」にご参加いただき、深く御礼申し上げます。
昨年に引き続き2回目を开催することができました。これもひとえにご参加いただいた皆さまのおかげであると感谢申し上げたいと思います。
流行につきまして、各先生方の専门を踏まえ、さまざまな角度からご讨论、ご议论いただきました。
最后の讨论にもありましたとおり、実は自律的な自由意思を规制し得るかどうかは分野による、というお话がありました。确かに、分野によっては规制されるかもしれません。いや、その分野だからこそ规制されるべきではありませんというところで、今村先生と铃木先生の対立、非常に兴味深く拝聴しました。
また、先ほど今村先生から突っ込みがあったように、多分后藤先生の立场でしたら、もっとドラスティックに「自由意思なんかないのだ」というお话しをされ、流行は造られるのだ、という结论になるのでは、と期待していたのですが、自己规制されたのか、割合と抑制的なお话でした。
いずれにしましても専攻の异なるお叁方が、共通のキーワードで论点を深掘りされました。私は刑事法を専攻しております。私自身の领域も自由意思というものがなければ、人を非难することはできないのだという古典的な犯罪论に立つわけです。もちろん、絶対的な自由意思はないので、相対的な自由意思、あるいは相対的な决定论ということをベースにしているのが现在の通説なのですが、実はそれにも私は割と懐疑的なのです。本当は人间、自由意思などあるのだろうかというところをもっと深掘りして、そこを出発点として新しい刑罚などを考えていく必要があるのではないかと薄々思っています。今回の议论、非常に私自身も参考となりました。
いずれにしましても、1つの事象をさまざまな角度から捉える基準、分析の视覚を复数持つことの重要性、意义ですね。いわゆる「情コミ目线」が明确になったのではないかと确信することができました。
今后この学际ラボを3回目に向けて継続していけるかどうかは、ひとえに皆さま方のご支援によるものであると考えています。今后とも情报コミュニケーション学へのご支援、ご鞭挞のほど、よろしくお愿い申し上げます。いろいろ不手际、お闻き苦しい点などあったかと思いますが、何とぞご容赦いただきたいと思います。
最后になりましたが、今回のラボ开催に当たり本学部事务室のみなさまに多大のご协力を得ましたことを感谢申し上げたいと思います。
それでは本日のラボ闭会とさせていただきます。ありがとうございました。