みはらし亭の再生の説明
尾道の斜面地を案内顶く
カフェで质疑応答
自転车の神様
フェリー乗り场
因岛の海岸アート
テーマ :地域の潜在力を活かしたまちづくり:尾道市を事例に
実习期间:2018年10月28日~10月31日
実习先 :広岛県尾道市、しまなみ海道(向岛、因岛)
本讲义は、広岛県尾道市におけるまちづくりを事例に,事前学习と现地実习、事后のまとめを通じて、フィールドスタディの一连のプロセスを体験的に理解することを目的としている。
事前学习では、复数の小グループに分かれて各访问先の下调べを行うとともに、ヒアリング质问项目の精査や、调査スケジュールの検讨を行った。
実习は10月28日から31日まで3泊4日で行い、尾道市の旧市街地としまなみ海道の向岛、因岛、生口岛を中心にフィールドワークを行った。28日は移动日で日曜の夕方に尾道に到着したが、商店街を中心に多くの観光客でにぎわいを见せていた。
29日は朝に千光寺山ロープウェイを使って千光寺公园に登り、商业地がひろがる尾道水道に面した平地と、かつての豪商が竞って建てた别荘地(「茶园(さえん)」)や寺社が点在する斜面地によって构成される旧市街地の构造と特徴の把握に努めた。その后、「狈笔翱法人尾道空き家再生プロジェクト」代表理事の豊田雅子様に空き家や空き店舗の改筑事例をご案内顶いた。受讲生が宿泊したゲストハウス(みはらし亭?あなごのねどこ)も1920年代に建てられた「茶园」の别荘を修復再生した建物(みはらし亭)や、商店街の空き店舗を改筑した建物(あなごのねどこ)であり、再生の取り组みの成果を実感することができた。その后、カフェとして再生された建物で个别の质疑応答を行い、受讲生の疑问や関心に细かく応えて顶いた。
30日は、日本版顿惭翱の一つである「一般社団法人しまなみジャパン」が运営するレンタサイクルを利用し、生口岛、因岛、向岛に赴き、「サイクリストの圣地」とも称され国内外のサイクリストを惹き付けるしまなみ海道の絶景を堪能した。一般道では安全を考虑してわかりやすく青色でサイクルレーンが色分けがされ、多言语による案内板が整备されるなど、利用者への配虑が伺われた。最终日の31日は朝に3日间の知见のふりかえりを行った后、帰京した。
尾道は多くの学生にとって初めて访れるまちであったが、「箱庭的都市」と呼ばれる美しい景観と、またそれを守りつないでいこうとする地元の取り组みに触れ、地域の潜在力をいかしたまちづくりの具体例を学ぶ、有意义な访问となった。
菊地 端夫 専任准教授