実習先 : 富山県高岡市
実習期間: 6月7日(水)~9日(金)
テーマ : 地域文化、伝統産業の継承と発展について考える
目的(実习のねらい):
地域特有の文化や伝统产业の现状を学び、将来に向けてどのように継承?発展させていくべきかという点を、事前?事后学习と実地调査を踏まえて考える。
実习报告:
富山県高冈市の地域文化や伝统产业について、2泊3日の実地调査を行った。
1日目
高冈市への移动、および市内见学。
2日目
午前中から夕方にかけて、高岡市を代表する鋳物メーカー (株)能作の工場見学、社員による講義聴講、鋳物製作体験を行った。
3日目
グループに分かれ、それぞれが选定した高冈市内の店舗?公司でのインタビュー调査を行った。
【実习后の受讲生からの感想(抜粋)】
伝统产业について先入観やイメージしか持てていなかったが、今回多くの新しい発见があった。工场见学では、自分が持っていたイメージとは违い、若い方や女性の方もいて惊いた。体験プログラム、施设に関しても博物馆のような佇まいであった。伝统产业に触れる机会を増やすのはとても良いことだと感じたし、「驯染み」が革新的な伝统文化のキーポイントになると思った。(顿.罢.さん)
能作での讲义では、海外展開の内容が特に印象に残った。最近はネットワークが発達して海外展開もそれほど難しくないと思っていた。しかし実際には、海外での人脈や、ブランド力が必要であることを聞いて、簡単なものではないことがよくわかった。(S.K.さん)
事前学习では得られなかった知识として、実物や実际の活动をこの目で见ることができた贵重な経験だった。それぞれの工场の职人さんの真剣に取り组む様子や、一つ一つの作业に技术を感じられた。鋳物製作体験も灭多に経験できないことで非常に贵重だった。(搁.碍.さん)
私の地元にも伝统工芸品があるが、高冈と同じように后継者が少ない现状になっている。私も実は地元の伝统产业をあまり知らない。これを机に少しは知らなければならないと感じた。また、授业で得る知识ではなく、公司がどのように経営されているのかリアルな声を聴くことができたのは大きな経験となった。(顿.厂.さん)
能作の讲义では、特に、自社の利益を优先するのではなく、海外に展开したことで得たノウハウを产地の职人に共有したり、廃业の危机がある公司を买収して技术を生かせる场を提供したりと、地域が活性化することを目标に掲げていたのが印象的だった。(驰.惭.さん)
実际に公司の方のお话を闻くことで、授业で学んだ経営戦略などは一例にすぎず、公司のカラーに合った戦略やマーケティングが大事だと実感でき、これからの勉强のモチベーションになった。(驰.厂.さん)
森田直美 専任准教授