しまなみ海道
街歩き视察中
再生物件の説明を受ける
夕暮れ迫る尾道
実習先: 広島県 尾道市
実習期間: 11月5日(日)~11月8日(水)
テーマ: 地域の潜在力を活かしたまちづくり:尾道市を事例に
本讲义の目的は、広岛県尾道市における空き家や空き店舗を活用したまちづくりを题材に、フィールドワークを通じた知见や资料の収集と、それに基づくレポートの作成という一连のプロセスを経験することである。现地での実习には1、2年生を中心とした受讲生10名が参加した。
「事前学习」ではテーマ毎にグループに分かれ、フィールドワーク先の下调べを実施し,グループ毎の事前资料や事前质问项目の作成により実习先の理解を深めた。「実习」は11月5日から8日まで3泊4日で行い、尾道市の旧市街地としまなみ海道の向岛、因岛、生口岛でフィールドワークを行った。「事后报告」ではグループ毎に実习先での学习内容をまとめて报告を行った。
初日は移动日で午后に尾道に到着したが、海外からの旅行客を含め駅前広场や商店街は多くの観光客が戻ってきており、にぎわいを见せていた。
二日目は朝に千光寺山ロープウェイを使って千光寺公园に登り、商业地がひろがる尾道水道に面した平地と、かつての豪商が竞って建てた别荘地(「茶园(さえん)」)や寺社が点在する斜面地によって构成される旧市街地の构造と特徴の把握に努めた。その后、「狈笔翱法人尾道空き家再生プロジェクト」代表理事の豊田雅子様に再生物件であるみはらし亭で合流し、再生物件の事例を丁寧にご案内いただきながら斜面地を下り、再生の取り组みの成果を直に経験することができた。その后、かつての旅馆を再生させた松翠园(しょうすいえん)大広间に移り质疑応答が行われた。午后は各グループによるフィールド调査を行い、多くの住民へヒアリングを実施した。
叁日目は、日本版顿惭翱の一つである「一般社団法人しまなみジャパン」が运営するレンタサイクルを利用し、生口岛、因岛、向岛に赴き、「サイクリストの圣地」とも称され国内外のサイクリストを惹き付けるしまなみ海道の一部を走破した。一般道では安全を考虑してわかりやすく青色でサイクルレーンが色分けがされ、多言语による案内板が整备されるなど、利用者への様々な配虑が伺われた。最终日は朝に3日间の知见のふりかえりを行った后、帰京した。
尾道の迷路のように入り组んだ路地や坂道を歩きながら「箱庭的都市」と呼ばれる美しい景観と、またそれを守りつないでいこうとする地元の热心な取り组みに触れ、地域が点から面へと再生していく具体例を学ぶことができた。
菊地 端夫 専任教授