国际日本学部では、イングリッシュトラック(ET)の学生を主な対象とした日本語教育を「入門日本語」、「初級日本語」、「中級入門日本語」、「中級日本語」、「中上級日本語」、「上級入門日本語」という6つのレベルで行っています。このETの日本語コースでは、語彙や文法といった言語知識の獲得だけでなく、課題遂行型の内容ベースの言語教育を行っており、毎学期、各レベルで学習した日本語を使った活動やプロジェクトを行っています。
8月22日~23日に行われたオープンキャンパスでは、このコースのブースを开设し、各クラスの成果物を展示?公开しました。例えば、全レベルを通して行った「私が选んだ汉字」という汉字プロジェクトでは、学生が好きな汉字や兴味を持っている汉字を1つ选んで笔ペンで书き、なぜその汉字を选んだのかという理由も日本语で书きました。来场者からは「汉字を选んだ理由が人それぞれですごく面白かった」、「留学生の日本语の文字がとても上手で感动した」、「汉字を见て、汉字圏の人か非汉字圏の人か考えるのが楽しかった」といった声が闻かれました。
漢字プロジェクトの他にも、ふろしきワークショップ(初級)、国の食べ物の紹介(中級入門)、国の大学绍介、および国の伝統文化?日本から伝わった文化の紹介(中級)、インタビュー調査をベースにしたレポート集(中上級)、語彙マップ(中級?中上級)、日本食作り体験、および日本の食文化についての調査発表(上級入門)、留学生の目で見た中野オススメMAP(ET留学生対象の教養講座)をブースで紹介しました。
オープンキャンパスでは、上記のさまざまな活動やプロジェクトについて、ETの日本語コースを履修している留学生が英語や日本語を使って来場者の高校生に説明しました。来場者からは、「留学生の方の日本語が上手で驚いた」、「留学生と話したのは初めてで、新鮮で楽しかった」、「留学生が気軽に話しかけてくれてとても楽しかった。これから英語の勉強をもっと頑張ろうと思う」、「明治大学に来たら、こんな風に国際交流ができるのかなとわくわくした」といった感想やコメントが聞かれました。多くの高校生にとっては、留学生と接すること自体が初めての経験だったようで、国际日本学部の国際性を実感してもらうよい機会になりました。
(文责:柳泽絵美特任准教授)