暗网禁区

Go Forward

国际日本学研究科

共に学び协働する意识?态度を育むために开発したカードゲーム型教材の実践

2022年04月15日
明治大学 大学院国际日本学研究科

ワークショップの様子ワークショップの様子

チラシチラシ

 

2022年4月6日に、本研究科多文化共生?异文化间教育研究领域所属の修士2年久保槙祐野、柴田恒の学生2名は、都内の高校教员らの协力を得て、高校生に向けた「异文化理解」「多文化共生」について考えるためのワークショップを実施しました。ワークショップでは、柴田さんが开発中の、协働学习における生徒间の异质性の気づきと理解のためのゲーム型教材を活用しました。以下に、本企画者である院生2名と、高校生1名の感想を绍介します。

 

柴田 恒(多文化共生?异文化间教育学研究领域 博士前期课程2年)

 今回は、高校生が大学生との交流を通して「自分の进路について考えること」を目标のひとつとして企画を行いました。昨今の新型コロナウイルスの蔓延により直接大学のキャンパスに赴く机会が少ない高校生にとって、少しでもワクワクするような未来を描いてもらうことを目标に、大学の学びを体験してもらいました。

 私は、协働学习における他者理解を目的としたゲーム教材の体験企画を担当しました。グループを作って他の生徒と协働的に取り组むことに対してポジティブな印象をもっていない生徒が多く、自分の意见を伝えることが苦手だと言う生徒もいました。しかしながら、ゲーム感覚で少しずつ自分を开示していく中で、他の生徒との考え方や意见の违いに気づき、その违いを楽しむ様子が见られました。大学では、これまでの小中高と勉强してきた内容を使って自分の考えを表现し、フィールドに働きかけていく「実践の场」が増えていきます。今回のゲーム教材の体験を通して、表现することの楽しさ、そして様々な価値観に触れて世界が広がっていくことの面白さを感じてもらうことができたと感じています。

 今回は高校生を対象にした企画でしたが、彼らとの交流を通して自分自身たくさんの学びがありました。今回の経験を基に开発中の教材をさらに発展させ、より良い形にしていきたいと思います。また、今回参加してくださった皆さんのご活跃を心より応援しております。今回は贵重な経験をありがとうございました。

 

久保 槙祐野(多文化共生?异文化间教育学研究领域 博士前期课程2年)

 本研究科の共同研究者である都内私立高校の木村先生と会话をしている中で、卒业后の进路を含めたこれからの「未来」について高校生が考える机会があれば、という话が出てから、すぐにこの企画に着手しました。

 短い準备期间であったのにも関わらず、木村先生と学生のチームで、高校生に伝えたいこと、持ち帰って欲しいことなどをたくさん话し合い、企画を练り上げ、広报して実施に至ることができました。

当日、最初は紧张した面持ちで教室に入ってきた高校生たちでしたが、さまざまな活动を通して学ぶ过程の中で、だんだんと笑颜になっていったり、惊きや気づきを呟やく声がどんどん増えてきたりしました。高校生のみなさんのまっすぐでキラキラした眼差しを见て、彼らが素敌な未来を创っていくことを确信しました。

 本企画は、自分たちの未来は自分たちで創っていくことができる、というメッセージを込めた「Future Design」というテーマで企画をデザインしました。高校生が、大学生になっているであろう1年後の少し先の未来の姿、そして、多文化共生の社会で生きていく未来について、参加者みんなで一緒に考えることができました。木村先生とのひょんな会話から企画?実施まで至った本ワークショップでしたが、参加してくれた高校生、引率の先生方、企画した大学生、自分自身も含め、関わった全員に新しい発見や学びを届けられるものを実施することができました。

 

ゆいさん(高校3年生)

ボードゲームを通して自分では思いつかなかった考え方や意见を闻くことができ、とても面白い体験になりました。また、同じ日本人でも异文化の人だという考えは今までなかったので、そのように见ることもできると知りとても楽しく异文化理解について学べました。贵重な体験をありがとうございました。

 

 

明治大学大学院