映像诗『水の环』上映会&トーク(明治大学総合芸术系「环境人文学」プログラム)
2024年04月26日
明治大学 理工学部事务室
「奥会津」——福岛県の内陆部に位置する会津地方でも、ひときわ山深いエリアはそんなふうに呼ばれます。越后山脉と接する豪雪地帯でもあり、冬は深く雪に闭ざされる一方、季节の歩みに即した苧麻(からむし)の営みや、农闲期のカゴやザルなどの编み组细工をはじめ、いまなお风土に根差した手仕事が息づく地域でもあります。2023年秋、この地域に向かう4,500メートルの长大なトンネルが开通しました。「博士トンネル」です。急勾配と急カーブが连なり、冬季には积雪により闭锁され、奥会津の最奥部、昭和村と山向こうの都市部との障壁をなしてきた「博士峠」のバイパス道路整备の一环として手がけられました。これにより年间を通した救急医疗机関へのアクセスが确保され、奥会津での暮らしの质の向上が期待されています。その反面、厳しい自然环境とともに形成されてきた、奥会津ならではの生活文化がこれを机に失われるのではないかと危惧されてもいます。&苍产蝉辫;
そうした状况をふまえ、博士トンネルのシークエンスデザインの设计者である韩亜由美さんの企画により、美しく、そして生き生きとした、地域性豊かな奥会津の「いま」を伝えるドキュメンタリー映像诗「水の环」が制作されました。
このたび、この映像诗「水の环」の上映会を明治大学中野キャンパスで开催するはこびとなりました。韩さん、それから监督の茂木綾子さんをゲストにお迎えし、あらためてこの作品に託された思いをうかがうとともに、これからの自然と人间の関わり、そして生活のあり方を问いなおす机会となることを愿っています。
■映像诗「水の环」上演会&トーク
日时:2024年5月23日(木)18:00-20:00
会场:明治大学中野キャンパス低层栋?5贵ホール
映像诗「水の环」
监督?撮影?编集:茂木綾子
録音:佐々木直也?石垣星児
音声编集:ウエヤマトモコ
プロデューサー:韓 亜由美
企画?制作:STUDIO HAN DESIGN S.R.L.
33分 2024年制作
*本作品とあわせて、博士トンネル?シークエンスデザインをテーマにした映像も上映します。
ゲストプロフィール
韓 亜由美 HAN Ayumi
アーバニスト?デザインディレクター
新宿生まれ。1991年独立、STUDIO HAN DESIGN (株)代表。イタリア?ドイツなど海外での活動を経て現在まで、橋、高速道路景観、トンネル等の道路走行空間、集合住宅環境、工事中景など、広く公共分野のプロジェクトに参画する。現代都市の中で顧みられなかったVoidを人々の交流?滞留の動線を含む生きた棲息環境やコモンズとして捉え、新たな学際的アプローチで、より人間的に生きられる場へと開拓している。早稲田大学芸術学校非常勤講師。
茂木 綾子 MOGI Ayako
写真家?映像作家
1997年よりドイツ、2006年よりスイスにて活動。2009?21年、淡路島で「ノマド村」の活動を展開する。写真集に『travelling tree』(赤々舎)ほか。現在、雑誌「暮しの手帖」にて「ふたつの中心」(写真と文)を連載中。映画作品に『島の色 静かな声』(2008)、『幸福は日々の中に。』(2015)、『zen for nothing』(2015)ほか。文様を巡る最新作『フィシスの波文』(2023) が全国各地で順次公開中。
アクセス
明治大学中野キャンパス(东京都中野区中野4-21-1)
闯搁中央线?地下鉄东西线「中野駅」より徒歩8分
霧幻峡の渡し(映像诗「水の环」より)
- お问い合わせ先
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明治大学総合芸术系 環境人文学研究室(鞍田崇研究室)
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