【电気工学専攻】2015年度国立台湾大学交流プログラム実施报告
2016年01月18日
明治大学 理工学部事务室
デモセッション。日台学生の共同作业です。
シンポジウムにて碍耻辞生命科学院长より记念品赠呈
学生ポスターセッション。
英语で真剣に议论しました。
プログラムの成功を祝って!
最终日,蒋介石记念堂前にて
&苍产蝉辫;「英语」で自分の研究を世界にアピールしよう
グローバル化が进む现代では,理工学の分野でも英语による论文?学会発表がますます重要になってきています。本プログラムは,台湾の最高学府である国立台湾大学(台大)の教员?大学院生らとの学术交流を通じ,お互い母国语ではない「英语」を共通言语としてサイエンスを语り合うことの楽しさ?难しさを体験すること,そして同じアジアの中で学ぶ共通の仲间作りを目的に掲げ,2015年度明治大学大学院学内骋笔<他大学院生との研究交流プログラム>として採択されたものです。
本プログラムは12月17日から20日にかけて,理工学研究科电気工学専攻の小野弓絵准教授,梶原利一准教授,工藤寛之准教授の引率ならびに嶋田総太郎教授の协力のもと,同専攻の大学院生14名が,台北市にある国立台湾大学を访问する形で実施されました。
充実した交流プログラム
プログラムは2日間かけて行われ,初日は明大の大学院生が講師となって台大?明大の他の研究室学生に研究を紹介するデモセッションと,台湾大に2014年に新設された脳イメージングセンターの見学,そして心理学部長のSu-ling Yeh教授による「脳の無意識の認知」に関する基調講演が行われました。2日目はシンポジウムとして教員らの講演と,学生による研究ポスターセッションが行われました。使用言語はすべて英語です。両日で日台の教員?研究者18名,台湾大学の大学院生,ポスドクなどの若手研究者40名が参加し,明治大学の大学院生を含めると総勢70名以上が参加する盛会となりました。
学生同士が教え,学びあう研究デモセッション
デモセッションでは,「バイオセンサ」「ブレインマシンインターフェース」「ラバーハンド错覚」の実験コースが设けられました。専门の异なる参加者を対象に,英语で测定装置の原理の説明,実験手顺の指导,データのまとめ方などをわかりやすく説明するために,事前にプリント资料やデータシートを用意するなど,明治大学の学生たちによって準备が丁寧になされていました。実験终了后は日台学生共同で,グループごとに成果の発表会を行いました。発表时间ぎりぎりまで全员がプレゼンテーションの作成に取り组み,教员の想像以上の内容の浓い発表会となりました。
明大?台大の大学院生による活気あふれるポスターセッション
翌日のシンポジウムでは日台の教员?研究者6名の讲演と,学生のポスターセッションを行いました。ポスターセッションは2013年度に开催した同プログラムと同様に,相互大学の学生に投票するコンペティション形式として行いました。前日のデモセッションですでに学生同士は颜见知りになっており,会场ではポスターを使ってお互いの研究を热心に绍介しあう様子が印象的でした。学生たちのバックグラウンドは电気工学から心理学,认知科学,医学,神経科学,生体工学と幅広く,専门分野が异なる参加者にもわかりやすい説明が求められました。
教员らによる讲演においても,脳机能计测,遗伝子计测やその工学的応用に関する新しい技术が次々と発表され,日台教员?学生からの活発な质疑応答を介して,新规の共同研究?共同机器开発などの可能性もでてきました。日本と台湾を交互に行き来しながら重ねている本研究交流プログラムも今年で3回目となります。台湾大学侧でも国际交流事业として定着しており,参加する学生を选抜しなければならないほど,学生からの兴味が非常に高いということでした。第4回の研究交流シンポジウムは明治大学生田キャンパスで开催することで合意し,今后も継続的に研究协力,交流の発展を続けていくこととなりました。
もっと楽しむために英语を勉强したい
プログラムの合間を縫って,学生たちは台北101の見学や夜市でのローカルフードの食べ歩きなど,台大学生の助けを借りながらいろいろな場所に飛び出して台北を満喫していました。交流を通じて,「英語で言いたいことが言えないもどかしさ」を身をもって体験した学生も多く,英語をもっと勉強したいというモチベーションの向上にも大いにつながったようです。最後になりましたが,国立台湾大学?神経生物認知科学センターのChen-Tung Yen教授をはじめ,温かなもてなしをいただいた国立台湾大学の教員?学生の皆様に感謝の意を示し,プログラムの実施報告とさせていただきます。