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2023年度情报コミュニケーション研究科フォーラム开催报告

2023年度情报コミュニケーション研究科フォーラム开催报告

司会/コーディネーター:清原聖子(大学院情报コミュニケーション研究科専攻主任)

2023年7月13日
情报コミュニケーション研究科
 

大学院情报コミュニケーション研究科は2023624日、“音楽文化から见るアメリカの「ソフト?パワー」 と题して、研究科フォーラムを开催しました。 冒头に司会者から本研究科フォーラムでは、アメリカのソフト?パワーの源泉の一つとして音楽文化に焦点をあてるといった、企画意図について説明を行いました。続いて二人の専门家から、〈クラシック音楽〉と〈ディズニー映画音楽〉に関する讲演が行われました。


研究科フォーラム概要&苍产蝉辫;
日时 2023年6月24日(土)13:30~15:20
场所

骏河台キャンパスグローバルフロント多目的室(対面)

主催 明治大学大学院情报コミュニケーション研究科
讲演者

吉原真里(ハワイ大学アメリカ研究学部教授)
谷口昭弘(フェリス女学院大学音楽学部教授)

コメンテーター 佐藤彦大(ピアニスト?东京音楽大学専任讲师)
司会 清原聖子(明治大学情报コミュニケーション学部教授)

讲演その1 「クラシック音楽」のアメリカ~冷戦文化外交から叠尝惭まで



ハワイ大学の吉原真里先生は、“「クラシック音楽」のアメリカ~冷戦文化外交から叠尝惭まで”と题して、冷戦初期から现代にいたるまでのアメリカ社会におけるクラシック音楽の受容やレナード?バーンスタインやヴァン?クライバーンといった着名なクラシック音楽家の冷戦文化外交における役割などについて解説しました。また、昨今のアメリカクラシック音楽界におけるアジア系アメリカ人の活跃ぶりについても説明し、「アメリカのクラシック音楽界で地殻変动的な変化が起こっている」と指摘されました。

讲演その2 ディズニーの映画と音楽に见るアメリカ



フェリス女学院大学の谷口昭弘先生は、“ディズニーの映画と音楽に见るアメリカ”と题して、ディズニー映画に登场する音楽から、第二次世界大戦の终戦以前に作られ上映されたディズニー映画を题材として映画音楽の特徴について解説しました。また、レコードやラジオの普及などテクノロジーの発展にともない、ディズニーの映画音楽が変化したことや「音楽の民主化」が进んでいるという指摘をされました。


ディスカッション/质疑応答の部



 ディスカッションの际には、国内外のピアノコンクールで受赏経験豊富なピアニストの佐藤彦大先生は、クライバーンが第1回チャイコフスキー国际コンクールで优胜したことに言及された吉原先生に対して「ロシアからのアメリカクラシック音楽に対する影响についてどのように考えるか」という问いを投げかけました。それに対して吉原先生は「冷戦以前から、ロシアからの移民の音楽家の存在がアメリカ音楽文化に与えた影响は大きいだろう」と回答されました。また、アジア人がアメリカのクラシック音楽界で活跃している理由について佐藤先生が质问されると、吉原先生は「同じアジア人でも、日本人、韩国人、中国人と次第に変化している。その移り変わりの背景には母国の経済発展が大きいだろう」と述べられました。一方、佐藤先生は谷口先生に対しては、映画音楽がアメリカの音楽の発展に寄与したことがよくわかったとコメントされ、「もう少し技术の発展がアメリカの音楽にどのように役立ったか伺えたら」と问われました。それに対して谷口先生は、「レコードなどの技术の発展により、クラシック音楽でも敷居が低くなった」と答えられました。

ディスカッションの终盘では参加者の皆様からも质问を受け付けたところ、大学生からの鋭い质问もあり、终了予定时间を超过するほど活発な质疑応答が繰り広げられました。対面开催ならではの光景として、终了后に参加者の皆様が登坛者の先生方と个别に意见交换など歓谈される様子を见ることができて、何よりでした。ご参加顶いた皆様、ありがとうございました。

研究科フォーラムポスター

明治大学大学院