赏状
理工学研究科応用化学専攻博士前期课程2年の森泉友纪子(もりいずみ ゆきこ)さん(永井一清研究室)が、东京大学弥生讲堂で7月11日~12日に开催された第28回日本包装学会年次大会にて学生ポスター赏を受赏した。発表题目は「ポリ乳酸膜のアルコール蒸気収着特性と蒸気诱起结晶化による影响」であり、国内外からよせられた対象论文の中から选ばれた。
近年、地球规模での环境?资源问题への意识の高まりからプラスチックも石油由来から植物由来にシフトする动きが加速している。中でもポリ乳酸(笔尝础)は生分解性を有することから、材料廃弃时の环境负荷の低减にも寄与できると期待されている。本研究は、笔尝础を石油由来のプラスチックフィルムやペットボトルの代替材料として念头においたアルコール蒸気による材料劣化のメカニズムに関するものである。そして、この研究过程で笔尝础の新しい结晶构造も発见した。
森泉友紀子さんは、「文部科学省 平成29年度前期(第7期)官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」の派遣留学生として2018年2月から1年間米国アーカンソー大学に留学し、研究を発展させている。本審査では、国際ジャーナル誌に発表した研究(Y. Moriizumi and K. Nagai, Vapor-induced crystallization in alcoholic sorption using poly(lactic acid) films, Appl. Membr. Sci. Rech., 22, 65-84, DOI: ).)を発展させて、より高度な材料设计をするための提案と実际に実験にて証明がなされた点が高く评価された。
(関连ホームページ)
日本包装学会
理工学部応用化学科
米国アーカンソー大学留学(森泉友纪子)
永井一清研究室
明治大学高分子科学研究所