理工学研究科電気工学専攻 博士前期課程を2017年3月に修了した小出允善さん(認知脳科学研究室、指導教員:嶋田総太郎専任教授)の執筆した論文が、2018年度日本心理学会优秀论文赏を受賞しました。受賞論文のタイトルは「Cheering Enhances Inter-Brain Synchronization Between Sensorimotor Areas of Player and Observer 」で、Japanese Psychological Research, Vol.60, No.4に掲載されています。
本论文は、対人コミュニケーション场面における2者の脳活动の同期性について机能的近赤外分光法(蹿狈滨搁厂)を用いて调べた研究です。本研究はハイパースキャニングと呼ばれる、2人の脳活动の同时测定を実施している点で、方法论的にも独创性の高い研究であると评価されました。また他者を応援するという行為が2者间の対人コミュニケーションにおける脳内メカニズムに関する理解を深める上でも、重要な研究と位置づけられました。
2019年9月10日に行われた日本心理学会プレコンベンション学术交流会にて授赏式が行われました。