理工学部建筑学科の石榑督和助教が、2015年日本建筑学会奨励赏を受赏しました。
日本建筑学会奨励赏は、近年中に発表された独创性?萌芽性?将来性のある建筑に関する优れた论文等の业绩を表彰するものです。
受賞論文は新宿駅東口の一街区を対象に、そこにおける土地の権利関係を手がかりとして、都市組織 urban tissue の動態を通時的に丹念に分析することで、その街区における「マーケット」の位置づけやそれが果たした役割から論を展開し、新宿駅近傍の形成過程の一端を明らかにしています。綿密な資料の読解とそこからの的確な考察、他地域への応用可能性の高さなどが評価されました。
受賞論文タイトル:「闇市の形成と土地所有からみる新宿東口駅前街区の戦後復興過程 -新宿駅近傍における都市組織の動態をめぐって その1-」