2024年度
础「公司のダイバーシティ推进の実态调査」
牛尾奈绪美
今年度は、SDGsの目標達成をはじめ、昨今は企業のガバナンスやコンプライアンスに対する社会的要請も強まっており、ダイバーシティ?マネジメントの推進がこれらの課題解決にどのような影響力をもちうるのか、会社全体としての効果や、社会的価値について考えていくことを目標とし、その成果を「企業におけるジェンダー?ダイバーシティの視点からSDGsウォッシュを考える」『環境情報科学』vol.53-4(情報科学学会)で発表する形となった。また、女性研究者の活躍が企業の研究開発の成果にプラス効果をもたらすのかについて、多数の研究チームを対象とした実証研究を行った。「令和6年度我が国の知的財産制度が経済に果たす役割に関する調査」(特許庁)における調査であるが、「テーマ3 発明者の多様性が効果を発揮する条件に関する調査」の研究報告として発表した。同研究では、発明者チームの人口統計学的多様性のうち、女性発明者と外国人発明者の比率に焦点を当てて、日本の特許品質に与える影響について検討した結果、女性発明者の割合が高いほど、新規性、波及効果、汎用性が向上し、性別バランスの取れたチームで最も強い影響が観察されることが明らかにされた。また、同調査では、インクルージョンの役割も強調されており、女性発明者の採用経験が豊富な企業は性別の多様性からより多くの恩恵を受け、イノベーションを促進し、特許の成果を向上させるためのチーム構成の最適化におけるダイバーシティ&インクルージョンの重要性が浮き彫りとなった。
また、骋1サミット(グロービス経営大学院)に出席し、参加の公司経営者や组织运営者と恳谈、意见交换する机会を得て、各组织におけるダイバーシティ推进の実态や课题について见闻を深めることができた。また、ダイバーシティ推进に积极的に取り组む大手日本公司の経営トップに対してインタビュー调査も実施し、継続中の大规模従业员意识调査をもととする研究结果の分析にあたっている。
また、骋1サミット(グロービス経営大学院)に出席し、参加の公司経営者や组织运営者と恳谈、意见交换する机会を得て、各组织におけるダイバーシティ推进の実态や课题について见闻を深めることができた。また、ダイバーシティ推进に积极的に取り组む大手日本公司の経営トップに対してインタビュー调査も実施し、継続中の大规模従业员意识调査をもととする研究结果の分析にあたっている。
叠「ジェンダー?ノンコーフォーミングをめぐるパフォーマンス?アートの电子アーカイブ化」
大岛岳
1990年代から2000年代にかけてのアート?パフォーマンス、なかでもドラァグ?クィーンパフォーマンスは、日本のHIV/エイズアクティヴィズムを中心としたクィア?アクティヴィズムにおいて重要な役割を果たしてきた(大島 2023)。なかでもメディア?アーティスト集団ダムタイプを結成した古橋悌二は、1986年からニューヨークでドラァグ?パフォーマンスをはじめ、帰国後1989年から京都でクラブイベントをシモーヌ深雪とはじめ、自身のHIV陽性判明以後アート?アクティヴィズムを実践し、鑑賞のアートではなく社会の変革をめざしいくつもの実験的な試みを行ってきた。先行研究では、古橋やダムタイプの表象分析や解説は多数あるが、その後古橋の遺志や想いが、どのように継承され、ネットワークを広げながらアクティヴィズムとしてアートが展開されてきたかの解明は、現在でも課題として残されている。
本研究では、古桥と亲交があった东京を中心に活动するパフォーマンス?アーティストに焦点を当て、バイオグラフィーからジェンダー?ノンコーフォーミングと表现についての记録を保存し分析を行う。そのうえで、ジェンダー/セクシュアリティをめぐる日本社会の课题に対し、社会の周縁に置かれた者がどのように苦悩や希望を表现し他者とつながり、どのようなメッセージを発してきたかという个人に立脚した社会学的研究を行うことを目的とする。そのキックオフとなる本年度は、科研で行っている生活史の闻き取り调査と併行し、これまでの作品を収めたメディア(痴贬厂ビデオテープ)や纸媒体のフライヤー等が30年近く経过した现在、劣化ないし消失を防ぐ目的で、电子化をおこない基础资料の一部整备を行なった。
研究成果の一部の発表として、ハンガリーのブダペストで行われたInternational Sociological Associationの分科会The RC38 Conference “Biographical research quo vadis?,”にて研究成果の一部の発表を行なった。
本研究では、古桥と亲交があった东京を中心に活动するパフォーマンス?アーティストに焦点を当て、バイオグラフィーからジェンダー?ノンコーフォーミングと表现についての记録を保存し分析を行う。そのうえで、ジェンダー/セクシュアリティをめぐる日本社会の课题に対し、社会の周縁に置かれた者がどのように苦悩や希望を表现し他者とつながり、どのようなメッセージを発してきたかという个人に立脚した社会学的研究を行うことを目的とする。そのキックオフとなる本年度は、科研で行っている生活史の闻き取り调査と併行し、これまでの作品を収めたメディア(痴贬厂ビデオテープ)や纸媒体のフライヤー等が30年近く経过した现在、劣化ないし消失を防ぐ目的で、电子化をおこない基础资料の一部整备を行なった。
研究成果の一部の発表として、ハンガリーのブダペストで行われたInternational Sociological Associationの分科会The RC38 Conference “Biographical research quo vadis?,”にて研究成果の一部の発表を行なった。